2016年、2017年とカナダバンクーバーで上演された能オペラ『通小町』の制作、演出を手掛けられたコリーンさんが逝去されました。日舞、能など日本文化をこよなく愛し、日本人よりも日本人らしい気遣いに溢れた素敵な方でした。これからもカナダと日本の文化の懸け橋となって、御活躍されると信じていました。
日本の「踊り」や「舞」は、老いをポジティブに捉えている。
肉体は衰えるけれども精神は研ぎ澄まされていく、その精神を「舞」によって表出するという考え方が魅力だ。
と語っておられたのが今でも心に残っています。
カナダでの最後の日に彼女がプレゼントしてくれたネックレス。ずっと大切にします。有難う。
有難う。
I appreciate your kindness.
I hope to see you again someday!
“Goshoraku”
choreographed and danced by Colleen Lanki